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プログラム

ASIAGRAPH2009 in TOKYOの [展示] & [セミナー・シンポジウム] のプログラムです。

ASIAGRAPH展示

ASIAGRAPH CGアートギャラリー CGアニメーションシアター
10月22日(木)~25日(日)[22日のみ13:00開館]
【会場】日本科学未来館1F

ASIAGRAPHでは、優秀なCG作家と作品が国を越えて交流することで、新たな創造と産業がアジアから生まれることを願い、優れた作品の発表展示の場として「CGアートギャラリー」を開催して来ました。今年度も、日本、中国、韓国、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インドネシア他から約50名の作家を迎え、アニメーション、大型プリントパネル、インタラクティブ、インスタレーション等、多様な作品群を展示いたしました。
フォトレポート
展示作品

企画展示(1)「花と屍」 TEAMLAB.NET
NHK「美の壷」タイトル映像で人気沸騰中の「TEAMLAB.NET(チームラボ)」が、映像作品「花と屍」他のインスタレーションで展示参加。日本の絵画表現は、空間を観念的に平面化しており、遠近法のように幾何学的に計算・作図された平面化ではないと考えられています。映像作品「花と屍」は、そうした日本の絵画表現をコンピューター上の仮想の3次元空間によるCGで再現しようとするプロセスの中で、日本の先人達の目にはどのように世界が見えていたかを知ろうとする試みです。

企画展示(2)「Darjeeling」 石川真綾
幼稚園生の頃から、フォトショップで絵を描いていた少女は17歳になり、縦軸の重層レイヤー表現に加えて、横軸の時間レイヤーの操り方を身につけた。彼女の表現テーマは観念的でも抽象的でもない。自分の理想のキャラクターに命を吹き込むことに尽きる。映像インスタレーション作品としては、極めて珍しく日本的な「キャラクターもの」である。

CGアートギャラリー公募展示部門
10月22日(木)~25日(日)[22日のみ13:00開館]
【会場】日本科学未来館1F

ASIAGRAPH CGアートギャラリーでは、広くアジア地域から、作品公募を行うことで、より自由な表現を受け入れる作品展示を目指して来ました。今年度はアジア11カ国から約500点の応募がありました。今回特に、動画(アニメーション)作品公募第二部門 では、9カ国のASIAGRAPH CGアートギャラリー審査委員による国際審査が行われ、入選作品を決定いたしました。
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夜貓館咖啡屋ギャラリー
10月22日(木)~25日(日)[22日のみ13:00開館]
【会場】日本科学未来館3F

日本でも人気急上昇、台湾のイラストレーター“光の魔術師”ことVOFAN率いる、台湾のクリエーター組織「夜貓館咖啡屋」のメンバーが最新作を展示。

出展作家 VOFAN EVAN KCN PAPARAYA PUMP



ASIAGRAPH セミナー・シンポジウム [ 10月22日(木) ]

『2000年代の個人制作アニメーションと環境変化』
10月22日(木)14:30~15:45
【会場】日本科学未来館 会議室1

今年2009年は2000年代最後の年。話題となった作品から知る人ぞ知る作品までを振り返る。そして制作ツールやPC以外の通信機器の多岐化等、それらが作者や作品にどのような影響を与えているのかも含めて語る。

【出演者】

真狩 祐志 個人制作アニメーション研究者。
メディアの変遷によって従来と異なる流れから誕生したクリエイターにも着目し、それらを同時系列で注視する。2005年には、大阪で開催され、「やわらか戦車」のラレコ氏や「秘密結社鷹の爪」の蛙男商会がブレークする契機となったイベント「JAWACON」のコーディネーターを務めた。

うもと ゆーじ アニメーション作家/3DCGディレクター
ゲーム制作会社、デザイン会社マルチメディア部門を経て独立。ウサギ王では主にお話と企画、3DCG、音楽などの部分を担当。突飛なアイデアも担当。 工芸大学メディアアート学科講師。ウゴウゴルーガで開眼。以来いくつものクリエータームーブメントをつかず離れず傍目で見つつ、2002年インディペンデントアニメーションレーベルPIXを主宰。

事前予約必須
このプログラムは事前予約が必要です。下記お申込ボタンをクリックしてご登録をお願いします。

事前予約


ASEAN+3 イメージ映像およびJAIFロゴマーク完成披露記念「ASEAN+3諸国のCG制作」
10月22日(木)14:30〜15:45
【会場】東京国際交流館3F メディアホール

ASIAGRAPH CGアートギャラリーでは、アジア地域の友好と発展に寄与するため、日本外務省の要請により、ASEAN+3(日中韓)イメージ映像制作事業のプロデュースを担当した。ASEAN+3イメージ映像とは、ASEAN+3諸国の協力活動における様々な機会(各種セミナー、ワークショップ、レセプション、Webなど)で、演出に利用するためのアニメーション作品です。選考の結果、制作委託先となったのは中国の四川美術学院影視動画学院チームでした。このたびASEAN+3イメージ映像が完成し、ASIAGRAPH2009 in Tokyoで、お披露目いたします。

【出演者】
周 宗凱 四川美術学院影視動画学院院長
Raksarn Wiwatsinudom チュラロンコン大学准教授
Hafiz Ahmad    バンドン工科大学 ビジュアルコミュニケーションデザインプログラム講師

モデレータ
喜多見 康 ASIAGRAPH CGアートギャラリー代表 文京学院大学准教授


ASEAN+3 イメージ映像及びJAIFロゴマーク完成披露記念
「アジア・クリエイターズ・ワークショップ 〜シンガポール 驚異のイラストレーション」

10月22日(木)16:00〜17:30
【会場】東京国際交流館3F メディアホール

シンガポールを拠点に、日本、アジア、アメリカ等から仕事を受け、文字通り国際的に活躍するイラストレーターは、まだ22歳。シンガポールを代表するクリエイターの一人でありながら、現在は日本の美術学校に留学中、若きクリエーター ヤップ・クン・ロンの実像に迫る。

【出演者】
ヤップ・クン・ロン イラストレーター他

ASIAGRAPH セミナー・シンポジウム [ 10月24日(土) ]

「第二回ASIAGRAPH CG・アニメーション教育会議」

2008年度ASIAGRAPHにおいて、アジア9カ国のCG及びアニメーション教育に携わる教育関係者と、その作品発表の舞台となるアニメーション映像祭やコンペティション関係者が、人材育成と情報共有を目的にASIAGRAPH CG・アニメーション教育会議を発足しました。本会議はその第二回開催となり、国内外の関係者による、報告と意見交換が行われます。

ASIAGRAPH セミナー・シンポジウム [ 10月25日(日) ]

『アニメ監督が語るCGワークフロー』
10月25日(日)12:40~13:25
【会場】日本科学未来館 センターステージ

ウサビッチの監督でカナバングラフィックス代表の富岡聡が同社の作品の制作過程と独自のクリエイティブをご紹介致します。CGを専門としていない一般の方でもお楽しみいただけます。

【出演者】


富岡 聡

有限会社 カナバングラフィックス 代表取締役
1972年生まれ。1997年株式会社Dream Pictures Studio入社。2004年カナバングラフィックス設立。 CGアニメーションの企画、脚本、デザイン、テクニカルディレクション、監督を担当し、ユニークな世界観の設定と演出を得意とする。またカナバングラフィックスとしてもTVシリーズ、CF、映画、ゲームなど様々なジャンルの制作を行っている。



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